便利だけど88歳米寿のお祝いにはNGな贈り物をチェック

米寿のお祝いにはNGな贈り物

米寿祝いの贈り物はこれといった決まりがないので、自由に選んでかまいません。とはいえ中には贈るべきではない物もあります。NGな贈り物について把握しておきましょう。

 

米寿で贈るべきではないもの

それは基本的に縁起の悪い物です。例えば髪を整えるためのクシは、女性への贈り物としては本来最適なのですが、米寿を始めお祝い品ではNGとなります。

 

というのも「クシ」(苦死)という言葉が苦しみ、死を連想させてしまうからです。もちろん気にしない方もいます。絶対に喜ばれないとは言えないのですが、わざわざ縁起の悪いとされる物を選ぶ必要もありません。

 

同じような理由からハサミや包丁といった刃物類もNGです。これは「縁を切る」という意味合いになってしまうため、やはり避けるべきというわけ。

 

また、パジャマも毎日使えて必ず必要な物なので、贈り物として最適なイメージがあります。ただ、「長く寝る」、つまり死を連想させかねないのです。良かれと思って贈った物が、思わぬ意味を持っていることがあります。十分に注意しましょう。

 

植木に植えられた植物や、植木鉢そのものも根付くという言葉から、「寝付く」となり縁起が悪いとされています。普段気にすることは、まずない部分だと思いますが、お祝いの贈り物なので念のために避けるようにしましょう。花束などは問題ありません。

 

このようにNGとなる贈り物は意外に多く、しかもどれも贈り物として選ばれやすいもの。なぜダメなのかを知っていないと、つい贈ってしまうこともあります。なので、事前の下調べが大切です。

米寿プレゼント時に気をつけたいマナー

米寿の贈り物をする時に気をつけたいマナーなども知っておきましょう。

 

新聞

88歳の記念に、88年前の新聞を贈るのも人気ですが、例えば昔辛い事があったような場合は、辛い事を思い出してしまう可能性があります。こういう場合は控えましょう。

 

旅行

家族で旅行に行くのもいい記念ですし、お祝いになります。ただ、88歳だとかなりご高齢です。旅行に行くととで、疲れさせてしまうことがあります。こういう場合は、家で家族が集まりお祝いをした方がいいかもしれません。

 

足腰も弱くなりますから、歩く時にあると安心なシルバーカーなども喜ばれます。一方で、まだまだ元気で行動範囲が広い場合は、年寄り扱いされるのを嫌がることもありますから、健康状態なども確認しておきましょう。

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